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【2021年度版】コワーキングスペース市場調査(エリア別の出店状況)

こんにちは!CoWorkers運営事務局の中邨です。今回はコワーキングスペースの市場調査、分析についての記事を書かせていただきます。店舗を出店する際の参考にご覧いただければ幸いです。

市場調査する上では、どのようなエリアですでに同業種が出店しているのか、という調査は不可欠ですよね。今回は一部の都道府県を抜粋してデータを掲載いたしますが、ご自身で調査をされる場合は、もう少し細分化していただくことをおすすめします。都道府県単位ではなく、政令指定都市であれば「区」毎に検証するなどですね。今回は大枠の市場推移とデータをまとめさせていただきます。

エリア別コーワキングスペース出店数/労働人口比率

・東京都 労働人口:774万人 コワーキングスペース数:550件

1店舗あたりの労働人口:14,072人

・神奈川県 労働人口:519万人 コワーキングスペース数:65件

1店舗あたりの労働人口:79,846人

・大阪府 労働人口:458万人 コワーキングスペース数:89件

1店舗あたりの労働人口:51,460人

・愛知県 労働人口:423万人 コワーキングスペース数:36件

1店舗あたりの労働人口:117,500人

・広島県 労働人口:138万人 コワーキングスペース数:12件

1店舗あたりの労働人口:115,000人

・福岡県 労働人口:238万人 コワーキングスペース数:25件

1店舗あたりの労働人口:95,200人

この数字は単純にコワーキングスペースの数に対して、労働人口がどの程度存在しているのか、という数字を主要な都市いくつかだけ抜粋してまとめましたが、いかがでしょうか?当然ながら1店舗あたりの労働人口は多いほうが顧客を集めやすいというものですが、この数字だけみれば明らかに東京都は他の都市と比べて数字が低いと言わざるをえません。供給過多という程ではなく、リモートワーカーが今後も増えていくと予想するのなら、むしろまだまだ増えるべきではある水準だと考えますが、他の都市と比べてすでに競争はある程度激化しつつあるということが分かります。それに比べ、愛知や広島は労働人口に対してまだコワーキングスペースの整備がされておらず、顧客を集めやすいというのが分かります。実は今後のコワーキングスペースの出店は大都市圏よりも、地方中核都市が狙い目であるという意見はこのようなデータからも推測できるものなんですね。

大都市だから顧客が多いだろう、、、という安易な予想をしてしまうと後々経営が苦しくなってしまう可能性もあります。むしろ競合が少ないニッチなエリアを狙う方が健全な運営が可能な場合もあります。コワーキングスペースを出店する際はしっかりと市場調査をしていきましょう。

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