フリーランスが地方に流れる3つの理由【今後の働き方や需要】
こんにちは!CoWorkers運営事務局です。
本日は前回お伝えしたフリーランスとコワーキングスペースとの関係にちなんで、「今後フリーランスが地方に流れる理由、地方でこそコワーキングスペースが必要になる理由」をお伝えしたいと思います。
IT関係のフリーランスの需要がある
就職するために都内や大都市に行く!というのはよく耳にしますが、フリーランスが仕事を獲得する場合はどうなのでしょうか?
地元の人というのは思ったよりもITに対して適合できておらず、都内の人や若者がIT技術を用いて簡単に解決できてしまう問題を今も抱え続けています。
例えば店舗の集客に大きな役割を果たすHPですが、同業種であっても都内の店舗のWEBサイトと地方店舗のWEBサイトとでは雲泥の差があります。
まるで「90年代に作られたものでは?」と聞きたくなるようなものであり、地方の素晴らしい商品や魅力が認知されないまま廃れていってしまっていることはよくあります。
こうしたニーズを引き出すことができればフリーランスと店舗事業者双方のビジネスの拡大を促すことができます。
地方は競合が弱い
ココナラやクラウドワークスを活用することで、もはや全国どこにいても仕事を受けることができるようにはなりましたが、実は地方ではオフラインのコミュニティの中にこそチャンスが隠れているのです。
東京の方が多くの人がいて、多くの情報が飛び交っているのでビジネスに有利だと考える人もいますが、その分競合が多く存在します。
また東京の人の多くはITリテラシーが高く、ココナラやクラウドワークスといったインフラも当たり前のように活用しているため、それらとも比較検討されるでしょう。
その結果、必然的に技術としても高度なものが求められます。
一方で地方ではIT技術に精通した人が格段に少ないので、フリーランスにとってはブルーオーシャンであると言えます。
分かりやすい例としてプログラミングスクール出たてのような人は都内ではほとんど需要がありませんが、地方ではその程度のスキルでも十分に活躍できます。
仕事を貰えるプラットフォームの普及
ココナラやクラウドワークスなどオンラインでのプラットフォームの充実はもちろん素晴らしいですが、営業する必要がない分多くの手数料を必要とします。
また本当に必要としている地方の事業者の方はココナラやクラウドワークスといったプラットフォームを活用することが難しいです。
ではそうした地方の事業者の方と繋がれる場所はどこなのでしょうか?
この役目を果たす場所として商工会議所とコワーキングスペースがあります。
これらの場所を通じて縁故で仕事を受けることができればオフラインの繋がりがあるため信頼も生まれやすいです。
商工会議所やコワーキングスペースに滞在しながら
「令和なのでさすがにこのホームページでは物は売れないですよ」
「これまでかなり機会損失してきましたね」
と信頼関係を深めながら提案することができます。
また地方ではまだまだそうした方にアプローチ、ファーストコンタクトを取るにはポスティングも有効です。
今までは地方ではコワーキングスペースがなかなか普及しませんでした。
その理由はこうしたフリーランスやリモートワークが今ほど盛んでなく、事業として展開するには経済合理性から外れていたためです。
しかしフリーランス側も地方で働いた方が生活コストを落とし、売上を立てられるようになり地方回帰が進むに連れ、事業としてコワーキングスペースを展開できるようになりました。
今後この流れはさらに加速すると考えられるため、チャンスをいち早く捉えていきたいですね