在宅ワークよりもカフェやコワーキングスペースの方が仕事効率が向上しやすいと言われる理由。
昨今、新型コロナウイルスの関係で在宅ワークやテレワークなどに働き方が変わったという方も多いかと思います。しかし、経験者であればあるほど、理解できることがあります。それは「家では仕事の効率が落ちる」こと。
もちろん、すべての方に該当するわけではありません。しかし、多くの方はこのことを理由に近所のカフェや図書館、最近ではコワーキングスペースなどを利用される方が非常に増えております。なぜ、家では集中できないのに、外でする仕事は集中できるのか?不思議ですよね。実はこれは科学的にも研究されていることであり、一つの理由は「社会的促進効果」と言われています。
何だそれ?と思われる方も多いかと思います。簡単に言うと、人は他人から見られている環境にいるほうが緊張感が生まれるので集中しやすいというものです。
家で仕事をする毎日をおくっていたら、いつのまにか毎日何時間もスマホでyoutubeを見てしまったとか、ネットサーフィンしてしまった、知らない間に昼寝してしまって気づいたら夜だったとか、そんな経験ありませんか?
最も自分が落ち着く自分の家や部屋で、誰にも見られることもなく、邪魔もされない環境って、すごく良い環境に思えるかもしれませんが、スマホやネットが当たり前の現代では、想像以上に誘惑が多いもの。
だからこそ、プライベートと仕事をしっかりと切り替える意味でも、
家を出て一度仕事モードに切り替える、そして他人がいる適度に緊張感のある場所で仕事をすること。さらにいえば、仕事をする環境が整っている場所を見つけること。これは非常に大事なことなんです。
在宅ワークで仕事に集中できないという方「社会的促進効果」と意識して仕事の環境を変えてみましょう。