コワーキングスペースの家具、内装についてごしょうかい
コワーキングスペースを展開するにあたり大きな初期費用が必要となるのが店舗の家具、内装費用です。
1)現況
2)仕上げ
3)設備
だいたいこの3つの状況で予算が大きく変わります。
例えば以下のようなケースが考えられます。
1)現況
→状態は良くないが、床や壁などを張り替えればそのまま使える。
2)仕上げ
→できるだけ使えるものはそのまま使うので最低限の工事のみ。
3)設備
→電気や空調は利用できることを前提としているので、見積もりには考慮していない。
前店舗の内装を活用することで初期費用はグッと抑えることができ、坪単価10万円ぐらいで工事を済ませることも可能です。
特に地方であればあるほどコワーキングスペースは会員様を募るまでの初動が鈍い傾向があるので、内装工事は必要最低限、什器は中古品ということを前提にして価格抑えることが重要です。
一方でスケルトンという完全に何もない状態からのスタートだと床も壁も天井も全部新しくして、電気や空調などもかかるので2~3倍になってしまいます。
その場合の内装費用は坪30万円~35万円ぐらいです。
仮に150坪の店舗だとするとイニシャルで4500~5000万円ぐらいですね。
逆に「居抜き」で一部だけ改修して家具を入れ込んだだけで運営できる場合もあり、その場合は総額で500万円程度(坪単価でいえば5万円程度)で可能となります。
設備や内装がほとんどそのまま使えるとここまでイニシャルコストに差が出るのですね。
家具に関しては中古家具の相場の参考になるサイトをご紹介させて頂きます。
最近はコロナの影響による飲食店の閉店なども相まって、中古市場の活用は非常に便利です。
経済性、社会性共にバランスの取れたコワーキングスペース事業を展開していきたいですね。