コワーキングスペースとは

コワーキングスペース（Co Working Space）とは、「Co（共同で）」「Working（仕事をする）」という言葉の通り、さまざまな人たちが出入りして仕事をするスペースのことを指します。

事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う場所であり、一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多く、テレワークによる在宅勤務など、拠点オフィス外での勤務が認められている会社員をはじめ、個人事業者やスタートアップの起業家、ノマドワーカーらを中心に、利用が進んでいます。ただ空間を共有するだけでなく、利用者が互いに刺激し合い、共創する点にポイントがあり、これはほかのワーキングスペースにない特色でもあります。

昨今では、自社でオフィスを持つよりも、コワーキングスペースなどを利用して事業の状況によってフレキシブルに拡大や縮小なども可能で、各地の支店なども作りやすいことから大手企業からも積極的に利用がされています。日本では新型コロナウイルスなどがキッカケになり急速に広がりましたが、欧米などでは２０００年代半ばからすでにサービスの提供が始まっており、世界中では多くの国ですでに認知されている職場環境であると言えます。